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 筋工とは? 
1.鉄筋図面作成(拾い出し)
鉄筋工の仕事は現場から貰ってきた設計図と躯体図を元に拾い出しの作業から始まります。
着工前に必要な仮設計画図から、打合せ、現場に必要な各種躯体図、その他必要とされる図面を作図します。
拾い出しは熟練した職人(職長)が図面寸法から被りと納まりを考えてCADを使って自分なりに施工図を描いたり電卓を叩いて鉄筋の寸法と形状と本数を出します。
2.鉄筋加工
拾い出した加工帳を元に鉄筋を所定の長さに切断したり、曲げたりする加工業務です。
鉄筋は、加工場において正確な切断と曲げ加工が施されます。
これによって、建設現場では組立だけに専念することができます。
サイズ(太さ)はD10、D13、D16、D19、D22、D25、D29、D32、D35、D38、D41、D51 約12サイズ の鉄筋を切断・加工します。
3.配筋・組立て
施工現場では工場から搬入された鉄筋を、設計図通りに一本ずつ確実に、時には数ミリ単位の正確さで組み上げていきます。
現場責任者(職長)が施工図をみて、作業の段取り、または配筋の指示し、鉄筋を組み立てていきます。
墨出しされた位置に従って、ズレや歪みの起こらないように鉄筋の交点や重ね部分を、ハッカーという道具と結束線を使って堅固に結束して組立てます。
4.検 査
鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造の主要構造材である鉄筋が、設計図書どおりに適切に配筋されているかを検査します。
○検査前に実施している、現場責任者の自主検査の確認
○径・本数・間隔・定着、継手長さや、各部位における特記事項および事前に提出いただいた資料等どおりに配筋されているか確認。
鉄筋工事に関する事故の原因はさまざまな要因が考えられますが、最も大きな要因は人的なものです。
こうした品質事故を未然に防ぐ対策として、配筋検査を行い、総合的な施工管理能力を上げていくことが非常に重要であると考えます。

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